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保崎秀夫著作集1

A5判 上製 232ページ
定価(本体3,000円+税)
ISBN978-4-335-65148-9 C3011
2011年5月刊
発行:群馬病院出版会/発売:弘文堂


フランスにモラリストという文筆家の系譜がある。16~18世紀に活躍したモンテーニュ、パスカル、ラ・ロシュフーコーらが代表であるが、時代を超えてフランス文化全体の底流をなす伝統でもある。ここでモラルとは道徳のことではなく、人間の心理や情念を分析して、その本質を短い言葉で表現するという意味である。時流におもねらず、成果をひけらかさず、ひとつの見かたに偏らず、ユーモアを絶やさず、学説も派閥もつくらない保崎先生こそ、モラリストの王道を歩まれた類まれなかただと思う。それが本書のタイトルを『あるモラリストの精神医学』とした理由である。 (著作集/解説より)

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ラインアップ
1 保崎秀夫著作集1
2 保崎秀夫著作集2
3 いのちのサイコドラマ 4 狂気論 5 ラクリモーサ